ノット、ヒッチ、ベンド

■整理しておこう■

ネットにはロープの結紮法が数多く紹介されている。
講習などで人に教える立場でもなければ、
それらを網羅的に覚える必要はないだろう。
それでも、
知識として「ノット、ヒッチ、ベンド」の違いくらいは整理しておきたい。

1. ノット(not)
   1本のロープで結び目を作って用いる場合。
  (例)フィギャーエイト・ノット、ボウライン・ノット、バタフライ・ノット

2. ヒッチ(hitch)
     ロープをカラビナ、立木、他のロープなどに巻きつけて用いる場合。
  (例)クローブ・ヒッチ、プルージック・ヒッチ、バッチマン・ヒッチ

3. ベンド(bend)
   2本のロープを繋ぐ、または1本のロープの末端同志を繋いで用いる場合。
  (例)シート・ベンド、ダブルヒィッシャーマンズ・ベンド、リング・ベンド

上記はあくまでも原則だ。
それぞれの境界が曖昧な場合もあるので普段は神経質になる必要はない。
例えば、
ダブルフィッシャーマンズ・ベンドはダブルフィッシャーマンズ・ノットと
呼ばれる場合が多い。
懸垂ロープの末端を結ぶ場合、
フィギャーエイト・ノットで結ぶ、と言うのが普通だしね。

話題は変わって家庭でも便利に使えるフリクション・ヒッチを紹介しよう。

その1:ファリモンド・フリクションヒッチ
    (Farrimond friction hitch)

ロープを固定した後、張り具合を強くしたい場合に便利だ。
末端を引くと一瞬で結び目を解くことが出来る。
テントの張綱固定などに便利だと思う。

ファリモンド・フリクションヒッチ
ファリモント・フリクションヒッチ

結び目を拡大
ファリモント・フリクションヒッチ結び部拡大

ファリモンド・フリクションヒッチの手順
ファリモント・フリクションヒッチの手順


その2:ポロネ・ヒッチ(Polone hitch)

ロープに別のロープをもう1本繋ぐ場合に使う。
繋いだ位置を移動させることが出来るので便利だ。
レスキューでロープを緩みなく固定する際に結構使えるだろう。
バックアップの結びを忘れないよう注意。
まるめのはハーネスとフイフイの連結に使っている。
フイフイの長さを自在に調節出来るので重宝だ。

ポロネ・ヒッチ
ポロネ・ヒッチ

結び目を拡大
ポロネ・ヒッチ結び部拡大

ポロネ・ヒッチの手順は次の通り。
ロープ末端にバックアップの結びを作っておくのを忘れずに。
写真では緑ロープの末端にバックアップの結びを作って完成する。

ポロネ・ヒッチの手順
ポロネ・ヒッチの手順

by まるめの

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