黒部川源流縦走

■沢をつないで縦走■

2021年の梅雨は予想を覆しあっけなく明けた。
梅雨明けの好天続きは嬉しいね。
ありがたやオリンピック。
東京2020の恩恵の4連休を利用して、
薬師岳から黒部五郎岳、五郎沢左俣、祖父沢を経て
雲ノ平まで周回した。
黒部五郎岳を訪れるのは遥か昔、学生時代以来だ。

第1日目(折立-薬師峠)
4連休初日とあって駐車場は車で溢れていた。
太郎平の登りは登山者の列が切れ間なく続いた。
4日分の荷を詰めたザックの重さは堪えたが、
昼過ぎには余裕で薬師峠のテント場に着いた。
早速新調したタープを張り順調な入山をビールで祝った。

コロナウイルス蔓延の昨今、
どこの小屋もテント場も軒並み事前の予約が要る。
しかし、ありがたや。
何故か薬師峠のテント場は先着順だった。

14時半頃雷鳴とともに小雨に見舞われたが、
でかまる持参のウイスキーで盛り上がっているうちに
上がってしまい平穏な夕刻を迎えた。

第2日目(薬師峠-黒部五郎小屋)
夜明け前にテント場を発ち薬師岳を往復した、
稜線を渡る朝の風が爽やかだった。
薬師峠に戻ると殆どの登山者はすでに発ち、
我々のテントだけがカンカン照りの中に取り残されていた。

北ノ俣岳を経て黒部五郎岳までは変化に乏しい稜線歩き。
湧き出た雲に山々は閉ざされていた。
アップダウンを繰り返しようやく辿り着いた
黒部五郎岳山頂への分岐。
まだまだ黒部五郎小屋までは遠かった。

急峻なカールの下りは足元が崩れやすい。
下り切った後も濡れて滑りやすい転石の道にしごかれた。
夕暮れと競うように黒部五郎小屋に到着。
空に虹が大きな半円を描き幻想的な1日の終わりを迎えた。
テント場は満杯で良い場所は得られなかったが、
盛りを迎えたコバイケイソウの群生が美しく、
谷越しの笠ヶ岳の眺めが素晴らしかった。

第3日目(黒部五郎小屋-雲ノ平)
この日のコースは今縦走のハイライトだ。
小屋の前から入渓すると目立つので少し戻り枝沢から入渓した。
五郎沢左俣を下って黒部川本流を渡り、
祖父沢を雲ノ平まで遡上。
どちらの沢も滝らしい滝はなく容易であるが、
重いザックを背負っての岩の乗越しは体力を消耗した。
雲ノ平で滋賀のG阿弥一行と会った。

黒部川を渡る
黒部川本流の渡渉(祖父沢出合).jpg

第4日目(雲ノ平-折立)
一度は泊まってみたい雲ノ平山荘を見学、
薬師沢小屋、太郎平小屋を経て折立に戻った。
雄大な黒部五郎岳を眺めながら雲ノ平の景観を楽しんだが、
薬師沢への下りでは段差の大きな急下降に悩まされた。

太郎平小屋の生ビールで生気を取り戻し、
折立に18時に下山し天候に恵まれた4日間の縦走を終えた。

雲ノ平を行く
20210725_054718.jpg

黒部五郎岳
黒部五郎岳.jpg

日      程:2021年7月22日~25日(日)
メンバー:L.まるめの、でかまる、T中、M田
タ  イ ム:
7月22日(木)快晴
折立7:40--太郎平小屋11:45--薬師峠(TS)
12:15
7月23日(金)晴
TS3:30--薬師岳5:30~5:45--TS
7:35~9:00--北ノ俣岳11:15~11:20
--黒部五郎岳山頂分岐15:50~16:05
--黒部五郎小屋(TS)18:00
7月24日(土)晴
TS6:10--五郎沢左俣入渓点6:15~6:30
--五郎沢出合9:50~10:00--祖父沢出合10:05
--雲ノ平(TS)16:00
7月25日(日)快晴
TS 6:10--雲ノ平山荘6:35~6:45
--薬師沢小屋9:45~10:00--太郎平小屋13:50
~14:05--折立18:00

by まるめの

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