バラ谷の頭~黒法師岳

■■バラ谷の頭は満天の星■■ 南アルプス深南部の魅力は静けさと思う。藪を漕ぎ薄い踏み跡を辿る。1日中地形図とにらめっこ。思わぬ岩稜に出くわしてどっきり。人と出合うことは休日でさえ稀だ。 晩秋は日照時間が短いという制約はあるが、ヒルたちの活動が収まり雪の時季にはまだ間がある。深南部を味わう最も適した季節だ。 11月中旬の週末、本邦最南の2,000m峰、バラ谷の頭(標高2,010m)でひと夜を…

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光岳

■■秋の光岳■■ 3日の日程で南アルプス深南部の縦走を計画した。ルートは池口集落~犬切尾根~鶏冠山~池口岳~光岳。でもがっかり。行程2日目の天気がどう考えても悪い。晩秋の氷雨は油断禁物。しゃーないなぁ。3日の日程は変えず、小屋を利用して光岳往復に計画を変更した。 この前光岳の天辺に立ったのはいつだっけ?確か5月の連休だった。随分昔のことだ。当時は易老渡から先、便ガ島まで車で入ることが出来た。…

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皇海山

皇海山は庚申山から鋸山、いわゆるクラシックルートを経て登る場合、10時間を超える行動になるので日の短い晩秋向きではない。しかし、宿題を年越ししたくない気持ちが強かったし、紅葉も期待出来そうだったので10月中旬の決行となった。 未明を待ちかねて庚申山荘を出発した。しとしと未練気に降り続いた雨は夜半に止んだが、朝の大気はまだ重く湿っていた。庚申山に立つと谷を隔てて遥かに皇海山が聳えていた。 遥か…

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未丈ヶ岳

■■未丈ヶ岳■■ 紅葉探勝山行の第2弾は奥只見・未丈ヶ岳だ。まるめのは6月にも登っているので、今回は沢から山頂に立ちたいと思ったけれど、登山大系や他会の報告を調べても1泊の日程では興味を引く沢がない。つまらん沢に突っ込んで、藪の中をウロウロした挙句、夜勤で下山なんてのは避けたい。素直に登山道を辿ることにした。頂上に広がる広大な草原の草もみじがとっても楽しみだ。 シャッターを引き上げ暗いトンネ…

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荒沢岳

■■荒沢岳■■ 秋はA宮さんの発案で紅葉見物を兼ね、荒沢岳、未丈ヶ岳、皇海山の3峰を優先して登ることになった。いずれも山梨からは遠くて気軽に登りにくい山だ。 A宮さんの強い希望もあったが、まるめのも気になっていた山々だったので、ちょうど良いタイミングだった。登れるときに登っておかないと「山は逃げる」からね。 さて、第1弾は奥只見・荒沢岳。荒沢岳周辺の地形図を眺めると、急峻なルンゼとピークを…

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